鴨川で流量観測体験しました(2017年8月26日)

昨年は京都市、三条大橋下、みそそぎ川で流量観測の初歩をしました。

今年は、上賀茂神社より少し上流の一級河川鴨川で中級編の体験学習会をしました。

講師を務めていただいた奥村さん(当協議会監事役、技術士)との事前準備や当日の機材などサポートいただいた、賛助会員の(有)イー・セレクトさんが当日のレポートを書いてくれましたので、写真に添えて報告します。

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当日、早朝の雨で天気を心配する中、雨は降らずしかし晴天も少なく、8月にしては大変ありがたい観測日和の一日となりました。ご参加者頂いた方も19名と多数の参加がありました。

奥村先生には、初めての方でもわかりやすい基礎知識から始まり、今回は中級という事で少し高度な部分も組み入れての資料作りをして頂きました。

事前に講義の内容や、順序の検討をはじめ、測量方法もいろいろある為数値や単位を合わせたりと、説明頂く部分と当日の実測とが合致するように、何度も打合せをして頂きました。

そして少しでも参加者の方々にわかりやすくなるよう検討し、資料を何度も修正戴き感謝致します。

当日の講義では、流況曲線図の見方や、なぜ水位流量曲線図を作成しなければならないか等詳しい内容まで解りやすくご説明頂きました。

 

 

実際の測量では、多数の方に川に入って測量体験され、測水機器がどんなものかもご理解戴けたかと思います。

 

今回は時間もありませんでしたので簡易的な測量となりましたが、それでも浮子法での概算測量値と近い数値が出たのでどちらも正しいという事がわかりました。

流量観測0826 記録用紙

この勉強会では、基礎知識の確認から最終的には水車選定、経済性の概算までを教えて頂き今後に向けて役立つことになると思います。

 

文責:賛助会員、㈲イー・セレクト 児玉孝志

 

 

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