小水力発電キャッチアップ講座として、昨年7月、11月と重ねてきましたが、
今回は、琵琶湖疏水の歴史を知りながら、小水力発電を考える学習会を企画
しました。
昨年の3月は「電力自由化」について学習会をしました。
今年は、ワークショップ形式で、参加者がわいわいと語り尽くすような
場面です。
ご存知のように琵琶湖疏水は1885年(M18)に工事が始まり1890年に竣工、
第1期蹴上発電所は1891年(M24)に送電開始をしております。
京都市民のとって琵琶湖疏水はまさに「水と電気」をもたらした明治の
大事業です。
今回の学習会の前半では、
そうした琵琶湖疏水や水力発電の歴史を京都市の「出前講座」を活用して
上下水道局の担当者の方にレクチャーしてもらいます。
水力発電に関心のある方でしたら、蹴上のみならず、夷川、墨染の発電所
についても知っていただく良い機会です。
そして後半では、もし仮に、あの琵琶湖疏水水路で小水力発電をしたいと
考えた場合(出来る、出来ないは別として・・・)
どんな課題、法的手続き、技術的問題があるのか、それを参加者と
協議会スタッフとでワークショップ形式で、大胆に議論してみようという
企画です。
「小水力発電、どうして進まないの?」という疑問や課題について
具体的場所を想定して、大胆にシミュレーションしてみることで
解決すべき課題を発見し、ならばどうすればいいのか、というところまで
話しあえたらと願っております。
春の3連休のラストホリデーですが、今から予定を入れていただきますよう
ご参加をお待ちしております。
もちろんいつもの学習会のように、協議会会員以外の方の参加も
歓迎します。
(小水力発電って聞くけど、よう分らん、、、)という方がおられましたら
ぜひ、お誘いください。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
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小水力発電キャッチアップ講座(第3回)
「琵琶湖疏水は水力発電発祥の地
疏水の歴史を学んで、大胆シミュレーションしてみませんか?
○2017年3月20日(月祝)
○午後1:30~4:30
○京都市下京区 東本願寺北側(京都駅から徒歩10分)
しんらん交流館(ABC会議室) 定員70名
http://www.higashihonganji.or.jp/about/access/pdfs/map.pdf
○参加費、会場代として500円
○京都市下水道局総務課の方が「出前講座」をしてくださいます。
(仮題)
明治の大事業~琵琶湖疏水建設
明治期の琵琶湖疏水の建設について
○ワークショップ学習会
(仮題)
「大胆シミュレーション・あの疏水でなぜ小水力発電ができへんの?」
参加者と協議会スタッフが、与えられた想定場所の情報をもとに、
小水力発電を造るためには何から始めるのか、どうしたら出来るのか
話し合っていきます。
○申込先
下記アドレスへ、参加される方のお名前をお知らせください
協議会オフィシャル info@kansai-water.net
○締切り
3/15(水)
○問合せ先
080-7051-5830(協議会TEL里中)