第3回、流量観測体験会~米原市で開催しました 2018/08/25

2018年8月25日 滋賀県米原市上板並の姉川に於いて、「キャッチアップ講座『流量観測体験学習会第3回~上級編』」が開催されました。酷暑の中、一般参加・協議会参加者総勢20名の皆様にご参加頂き『上級編』にふさわしい環境の下、充実した流量観測体験学習会でした。

地元区長様のご厚意により、姉川に面した上板並集会所内で冷房完備の一室をお借りすることが出来たのも学習会成功の要因でありました。この場をお借りして、地元の皆様に御礼申し上げます。

座学の会場、公民館を貸していただいた西田上板並区長さん(左の男性)

 

 

 

 

 

 

さて、今回の流量観測体験は、部屋と現場が近かったため「部屋で説明」→「現場で選定」→「部屋で確定」→「確定現場で測定」→「部屋でデータを検証・まとめ」と言うようにフットワークも軽やかに二往復半致しました。

基礎知識を学習してから、現地へ

取水候補3地点を見て回り、さて、あなたなら、どこから取りますか?


そして得られた結果が、浮子測法で3.241㎥/s・流速計測法で2.307㎥/sでした。この乖離は、浮子法での観測のキメが荒かったためじゃないかと思われます。

 

 

今回、観測対象となった姉川のポイントですが、某電力会社の水力発電所における減水区間であるという点でも本格的な舞台であったということですね。お世話頂きました当協議会の、奥村監事・岡山理事そして賛助会員の(有)E-SELECTの皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。
次回の「実践編(仮称)」は、ぜひ皆様のフィールドで開催される事を願います!

文責:廣瀬(運営委員)