会員交流会をしました(2019/10/15+2020/2/15)

当協議会には3種類の会員区分があります。

個人や非営利団体で構成する「正会員」、企業や営利団体が参加する「賛助会員」、環境やエネルギー問題と管轄する各地自治体が参加する「自治体会員」。

このうち賛助会員の皆さんにとって当協議会の活動や方針など、なかなか会って話し合う場面がこれまで少なかったので、交流の場を持ってみました。

第1回目=今とこれからを話し合ってみよう
・10/15(木)午後3時~5時
・京都市山科区、アスニ―山科多目的室

・話題提供1=賛助会員の山室さんが「いぶき水力発電」(姉川ダム発電)について説明
・話題提供2=賛助会員の木村化工機さんから会社紹介

 

 

 

 

 

第2回=実務経験者から聞く、事業計画認定等に関する諸手続き
・2/15(土)午後1時~5時
・京都市 京都経済センター、4階会議室

・話題提供=高知県三原村「ふるさと発電所」の平井さんと、三重県伊賀市「馬野川発電所」の松崎さん

 

 

 

 

 

第1回、第2回とも、少人数でしたが、貴重なお話を伺うことができました。参加した人から「小水力は奥が深い」「実際に小水力発電を造った人の話は、どんなテキストにも優る」など、好評でした。

電気講座(10/12・11/16・12/14・12/21)レビュー

小水力発電をしようとした場合、100Wであれ、10kWであれ、売電規模であれ、電気の知識は欠かせません。

協議会発足時期(2013年~14年頃)は、基礎学習会もしていましたが、今年は改めて「分かる・電気講座」を4回シリーズで開催しました。

電気講座チラシ201909

2019年10月から12月にかけて開催した講座の様子を、写真とキャプションで報告します。

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<第1回目=再エネを知るための(必要最低限の)電気の知識、ゲットしよう(京染会館)>

講師:山見拓さん(有限会社ひのでやエコライフ)

講師の山見さん
大型台風京都を直撃のニュース。参加者軒並み、欠席の中、こじんまりとスタート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手回し発電機で電気をおこしてみました
山見さんの分かりやすいスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<第2回目=発電所からの電気が我が家に届くまで~送電と配電の仕組み基本(京都経済センター)>

講師:速水二郎さん(関電OB、電力労働運動近畿センター)

講師の速水さん
送電と配電の違いは?

<第3回=発電のいろいろと蓄電の是非(経済センター)

講師:山見さん

エネルギーを貯めるには
スマホを充電してみる

 

バッテリーに貯めるってどういう事か?

 

 

 

 

 

 

<第4回=「系統連系したい時に必要な電気の基礎知識(京染会館)>

講師:速水さん

新聞告知を見た人も参加
系統連系と逆潮流について
全4回の電気講座を終えて、参加者と協議会理事らとで望年会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手作り水車にトライしたい人も、系統連系したい参加者もいろいろでしたが、10月から12月にかけて、充実した講座となりました。

もう少し参加者が多ければですが、講師のお二人が用意された資料、スライドは貴重な財産となりました。講座の内容を詳細にご紹介できませんが、いただいた情報は今後に活かせればと願います。(文責:里中)

全国小水力発電大会inさいたま(2019/12/4-6)

今回で5回目となる「全国小水力発電大会」が埼玉県大宮市で開催されました。

今年のテーマは「地域と小水力の未来」。

 

 

 

 

 

基調講演は、佐藤弥右衛門さん(会津電力㈱)でした。

 

 

 

 

 

「会津に降った雨は会津のもの。会津の水は会津の水。その水で東京電力は巨大な水力発電をしてきたが、その電気は全部、首都圏に送られ、会津のものではなかった」「おかしいじゃないか、と、3*11を経験して、再生可能エネルギーに気づいた」

パネルディスカッション

 

 

 

 

ラウハッパ・スミヤ・ヨークさん(立命館大学、日本シュタットベルケネットワーク)

 

 

 

 

 

真関隆(長野県環境エネルギー課)

石塚智弘(埼玉県エネルギー環境課)

兼瀬哲治(熊本県小水力利用推進協議会)

 

 

 

 

 

兼瀬さんからの提案は、自身の小水力発電実践者としての長い経験に根差した具体的なものでしたので、スライドの一部を並べてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【講演資料】第5回全国小水力発電大会inさいたま 

12/4-5の講演、分科会について、上記のサイトで資料を公開しています。

展示会場では、小水力発電関連の企業が各ブースで商品説明、展示をしていました。

 

伊賀市、馬野川発電所を見学しました(2019/11/15)

関西広域小水力利用推進協議会は2012年9月発足ですが、それから7年が経過して、会員さんが直接関与する小水力発電所が出来てきました。

高知の馬路発電所、滋賀の姉川ダム発電所、三重の馬野川発電所、高知の吉井堰発電所、そして来年は奈良の下北山村発電所がリプレース後運転開始の予定です。

11/15(金)に三重県伊賀市の馬野川発電所の見学会をしたところ、当協議会会員のみならず、岐阜県と鳥取県からも参加者があり、6名で行ってまいりました。

事業主体の「みえ里山エネルギー㈱」の松崎さんと社員さんが、半日かけて丁寧にご対応、説明をしてくれました。

8/1の竣工式と11/15見学会での写真をご紹介します。

来年の小水力研修ツアーは、上記、姉川ダム発電所とここ、馬野川発電所、そして2015年に村営小又川発電所として見学させてもらった下北山発電所の、3ヶ所をめぐる研修ツアーを計画しておりますので、馬野川発電所の詳細はその時にぜひ、現地を訪問してしてください。

当日の馬野渓谷は、紅葉が始まりかけたところで、空気がぴーんと澄んでいました。発電所の取水は、ゴミ、葉っぱとの闘いですので小水力発電事業者にとって紅葉気分に浸れないかも知れませんが、導入された除塵機の威力も発揮できるところです。

発電所は建設するまでの長いご苦労があり、運転開始するとそれはそれで毎日、気の抜けない日々が続きます。遠隔監視装置や監視カメラ、スマホに情報が飛ぶなど、最新技術を活用するのはもちろんですが、緊急事態の時に「今、どうするべきか」の判断は、最後は人間でしょう。慎重には慎重を重ねた土木工事の完成度を拝見しても、松崎さんや建設工事を手掛けた関係者の皆さんの「慎重さ」がこれからも、息の長い稼働を支えるものと思います。

日が落ちるとちょっと寒いくらいの午後でしたが、お忙しい中、松崎さん、社員さんに本当にお世話になりました、ありがとうございました。       文責:里中(事務局)

小水力発電を訪ねる旅~四国・徳島と愛媛を巡る(2019/9/28-29)

今年で8回目を数える「小水力発電を訪ねる旅~四国・徳島と愛媛を巡る」を9/28-29、終えてきました。台風の影響が心配されましたが、お陰さまで大きな雨にあうこともなく、参加者11名で無事、研修の旅を堪能しました。

今回の報告は、当協議会の賛助会員である(有)イー・セレクトさんの新入社員、中野月夜さんが書いてくれました。小水力発電を見るのは初めてという事だそうですが、たくさんの驚きと感動のひとコマをまとめてくれました、ありがとうございます。

今回の見学先である「小美野発電所」と「別子山発電所」は住友共同電力㈱の民間所有と言うことで、発電所内部写真は控えさせていただきました、ご了解ください。

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はじめに

今回の四国研修ツアーは、徳島県唯一の村である佐那河内(さなごうち)村が経営し、2015年9月に竣工された、低圧連系規模での小水力発電所としては先駆的である「新府能発電所」と「住友共同電力株式会社」が保有し、近隣集落へ配電線を持つ「別子山発電所」と「小美野発電所」を見学させていただきました。「低圧連系」と「地域配電」に注目しながら自然豊かな四国・徳島と愛媛の施設を巡らせていただきました。

9/28 (土) 1日目

出発

晴天の朝、京都駅のバス乗り場に集合し、バスで徳島県へと出発しました。和気あいあいとした雰囲気の中、バス内ではじめに南川会長から挨拶をいただき、参加者全員の自己紹介を行いました。様々な業種の方が参加されており、知識レベルは様々でしたが、皆さん小水力発電や再生可能エネルギーに強い関心を持っていらっしゃいました。京都から出発し明石海峡大橋と大鳴門橋を渡り、車窓から見える渦潮もそこそこに、マイクを回し意見交換を行ったり、第1回から第7回までの小水力発電ツアーを振り返ったりしました。

新府能発電所到着

最初に向かったのは、新府能発電所です。新府能発電所は佐那河内村が徳島県土地改良団体連合会に計画策定を委託し、旧府能発電所の復活を検討したものの、事業性が認められず、徳島県再生可能エネルギー協議会(産官学民で設立)の協力を得ながら、水車、導水管路、連系接続方法などを工夫して事業費を削減し、事業化した経緯がある施設です。今回はその施設のうち、旧府能発電所で使われていた上部水槽を活用しつつ改修したヘッドタンクと旧発電所の発電機を展示する資料館を見学させていただきました。

 

維持管理を担当されている徳島地域エネルギーの大下様と佐那河内村職員の岩野様から新府能発電所の全体の説明を行なっていただきました。

 

 

事業費削減に貢献~イタリア製水車

新府能発電所は小水量落差に対応したイタリアのIREM社のペルトン水車を採用していました。小さな規模での実績が少ない国内産水車に比べ安価で、現在まで故障したことはないそうです。

事業費削減に貢献~導水管路

水力発電機の更新に合わせて水圧管路に高密度ポリエチレン管を採用していました。高密度ポリエチレン管は鉄管よりも施工性・耐久性に優れています。また接続方法としてバット融着方式という弱点部を生じさせない接続方法をとったそうです。

旧施設を改修したヘッドタンクを見学

取水した水を何層にもわけ落ち葉などのゴミを取り除いていき、発電に使用できるようにしていきます。上部水槽に当たるヘッドタンクから水が流れ出ているにもかかわらず、水面の変化もなく発電していることに驚きました。また春先などはスギ花粉で水面がいっぱいになり、水位計に付着すると誤動作してしまうため、電極型水位計の掃除を行ったりしているそうです。

資料館

除塵と沈砂を兼ねた上部水槽(ヘッドタンク)を見学した後、資料館に移動し、更に府能発電所の理解を深めました。資料館内には大正時代の旧府能発電所の様子が分かる写真や当時の水車発電機の実物が置かれており、とても見応えがありました。

 

大正時代から活躍した発電施設が、地域の方の熱意で再び復活し令和の世でも動き続け、地域を支えている事に情熱とロマンを感じました。

 

旧府能発電所のペルトン水車と同期発電機

 

新府能発電所を出発し、愛媛県の別子銅山記念館に向かいました。移動のバスでも、かんかんがくがくと意見交換を行いました。

 

 

別子銅山記念館

別子銅山記念館では1690年に銅山が発見されてから1973年に閉山するまでの歴史を見事な展示施設の中で学びました。当時の住友の歴史や働く人々の暮らしや地質学の研究など様々な切り口の展示はとても興味深かったです。屋外には鉱山専用鉄道用にドイツから購入した第一号蒸気機関車なども見る事が出来ました。また、展示物だけでなく建物も大変見応えがありました。記念館は半地下のコンクリート建造物で、別子銅山守護神が祀られている大山積神社境内にあり、屋根は全面サツキに覆われており、別子銅山と自然あふれる山々をイメージでき大変荘厳な佇まいでした。満開になるのは5月なのでまたいつか満開の時にも行きたいと感じました。

 

 

 

 

 

明日向かう別子山発電所と小美野発電所にアクセスの良いオーベルジュ森のゆらぎに宿泊し、フランス料理のフルコースを食べ、2次会を行い1日目は終了いたしました。

オーベルジュ森のゆらぎ広場、藤のツルをはりめぐらした巨大なグリーンのオブジェ(いずれドーム型の日よけになる?)

 

 

 

 

 

 

9/29 (日) 2日目

2日目は、住友共同電力株式会社の職員お二人の方に2箇所の発電所施設内を見学させていただきました。小美野(こみの)発電所の見学を行う前に同社のご担当者から小美野発電所と別子山(べっしやま)発電所について説明を行っていただきました。また水力発電所だけではなく住友共同電力さんが取り組んでいる、バイオマス発電事業や太陽光発電など詳しく教えていただきました。

小美野発電所

小美野発電所は旧別子山村の森林組合から譲り受けた小水力発電であり、別子ダム下流の銅山川の水を取水して最大1,000kWの発電、メインは新居浜地区の住友関連の工場に送電していますが、近隣の集落へも配電しています。昨日、宿泊していたオーベルジュの電気も送電しているそうです。

住友共電さんが管理している電柱

 

 

 

 

 

 

別子山発電所

別子銅山発電所も旧別子山村の森林組合から譲り受けた小水力発電であり、分後谷川の水を取水し、最大71kWを発電しています。小美野発電所にも別子銅山発電所にも言える事なのですが、周囲の川の水や自然と調和してとても美しかったです。

 

 

住友共同電力のお二人とお別れして、最後に別子銅山をテーマにした観光施設に立ち寄りました。

 

マイントピア別子

別子銅山発電所を出発し、マイントピア別子に向かいました。マイントピア別子では自由行動をとり、私は砂金取りにチャレンジし、金を一粒取ることが出来ました。

マイントピアの向こうには、煉瓦造のレトロな建築遺構が見られます。当時東洋一の規模(落差約600m)といわれた旧端出場(はでば)発電所です。展示館としての整備が進められていて、壮大な電力開発の礎としての水力発電施設の開館が待たれます。
                                   文責:中野月夜((有)イー・セレクト)

「分かる・電気講座」4回シリーズ(10/12~)開催します

<連続企画学習会を開催します>

「再エネするにはここが大事! 分かる・電気講座」(4回シリーズ)

6月総会以後、ご案内が遅くなっておりましたが、電気に関する学習会の内容が決まりましたのでお知らせします。再生可能エネルギーに取り組むために必要な電気知識を学ぶ連続講座として、水力発電だけでなく、日常生活にも役立つ電気のもろもろをキャッチアップしましょう。ぜひ、ご参加ください。

ご案内チラシ(PDF:276KB)

〇第1回 10/12(土)午後1時半~3時半  京染会館(先着36人)
講師:山見拓さん (有)ひのでやエコライフ研究所
テーマ:(仮)「再エネを知るための(必要最低限の)電気の知識、ゲットしましょう」

〇第2回 11/16(土)午後1時半~3時半 経済センター(先着24人)
講師:速水二郎さん 関電OB、電力労働運動近畿センター
テーマ:(仮)「発電所からの電気が我が家に届くまで~送電と配電の仕組み基本」

〇第3回 12/14(土)午後1時半~3時半 経済センター(先着24人)
講師:山見拓さん  テーマ:(仮)「発電のいろいろと蓄電の是非」

〇第4回 12/21(土))午後1時半~3時半  京染会館(先着36人)
講師:速水二郎さん テーマ:(仮)「系統連系したい時に必要な電気の基礎知識」

〇会場:
京染会館 京都市中京区四条通西洞院西北角 TEL: 075-221-1966
https://www.kyozomekai.or.jp/access/

京都経済センター 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 TEL: 075-708-3333
https://kyoto-kc.jp/access

〇受講料:各回ごと¥1000(資料代含む)4回通し¥3000 ※申込時に申告、第1回目にお支払ください
〇申込方法:連絡先に、メール、FAX、電話で
〇申込期限:第1回目は2019年10月10日まで 2回目以後も開催2日前までに
〇申込先:メールで info@kansai-water.net(チラシの2P目をご利用ください)
FAXで 075-371-0794(チラシ2P目に記入後、FAXしてください)
電話で 080-7051-5830(必要事項をお伝えください)
〇問い合わせ先:080-7051-5830(里中)

第8回小水力発電を訪ねる旅~四国・徳島と愛媛を巡る(9/28-29)

2012年当協議会設立した年から実施している「小水力発電を訪ねる旅」も、今年で8回目となりました。
昨年の鳥取方面は、1950-60年代に建設された発電所が更新時期を迎えた、中国地方の小規模な発電所が どんな様子になっているか、見て回りました。

今年のテーマは、低圧連系規模の佐那河内発電所と、一部地域配電をしている住友共同電力さんの発電所です。
昨年の北海道ブラックアウト問題の時に、支笏湖周辺で王子製紙が保有する水力発電からの電気が 地域に配電されていた事で停電をまぬがれた例を知り、電力会社ではない民間の水力発電所が 地域民家に配電している住友共電さんの様子を見学、お話しを伺いに行こうと思います。


京都を出発して1泊2日のバス旅行でも京都にもどって来れる見学先を見つけるのが
だんだん難しくなってきました。

今年の徳島県の佐那河内村~愛媛県の新居浜市・四国中央市でも、時間行程はかなり厳しくて、 宿泊場所の選択について、費用アップするので迷いましたが、発電所に一番近いというアドバンテージを優先させていただきました。

申込用紙は下に添付しております。
今年も賛助会員のマイチケットさん(旅行代理店)が旅行企画を手伝ってくれます。

佐那河内村さん、住友共電さんには土曜日/日曜日の見学ですが、ご協力くださいました。
会員の皆さんはもちろん、一般参加の方も歓迎ですので、お誘いあわせください。
(水力発電所ってどんなもの?)と初めての方も、どうぞお気軽にご参加くださいますよう
ご案内いたします、よろしくお願いします。

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【第8回小水力発電視察旅行〜(仮)徳島県・愛媛県を訪ねる〜】
日時:9月28日(土)〜29日(日) 1泊2日
集合:9月28日(土)08:15 京都駅観光バス乗り場
解散:9月29日(日)18:30 (予定)京都駅解散

旅行代金:32,000円
※旅行代金に含まれるもの
専用マイクロバス貸切料(ドライバー1名費用も)
宿泊費(3〜4名1室/朝食・フレンチの夕食)(飲み物アルコール別)
昼食代(2回)

訪問先:佐那河内村発電所・別子銅山記念館・小美野発電所・別子山発電所
マイントピア別子

最少催行人員:18名
定員    :21名(+6名)

宿泊先:『森林公園 森のゆらぎ オーベルジュ』
http://besshiyama.com/yuragi/

※この宿泊先は無駄のない行程を組むための立地条件を第1に考え選択しました。
温泉ではありませんが森林の中の宿泊施設で、フランス料理のフルコースを
お楽しみいただけます。

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第8回小水力申込書

全国協議会総会(7/20)と政策シンポジウム

小水力協議会という名前の団体は、北は北海道から南は鹿児島まで、各地にありますが、そうした全国の小水力仲間達を水平関係的にまとめているのが、全国小水力利用推進協議会です。今年の総会、シンポジウムに当関西協議会監事の奥村さんが出席してくれたので、報告と写真をお届けします。

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令和元年7月20日、東京都日比谷図書館コンベンションホールで行われました全国小水力利用推進協議会第14回定時総会および小水力発電政策シンポジュウムに、出席致しました。

1 全国小水力利用推進協議会第14回定時総会
別紙議案書にもとづき行われました(10時30分~11時30分)
司会者・議案説明 中島 大
議長       後藤 真宏
会の成立    会員数187名 出席者22名 委任状70名
第一号議案   事業報告(中島)
第二号議案   決算報告(中島)
監査報告(中込秀樹)
異議なく可決
第三号議案   事業計画及び予算(中島)
その他
異議なく可決

(総会に参加してみて)
議案書が比較的詳細に作成されていたため会の事業内容が良く分かりました。
昨年度の決算が1千万円のところ本年度の予算が約倍以上の2千4百万円となっているので、協議会の組織・体制がどうなっているのか、大幅増加分は委託されるが多少の不安が残りました。
相当な予算なので、セミナー・研修会などの講師派遣などボランティアが多いようなので、少なくも実費を出さなければ、会の発展はできないと思います。会員の出席が22名で非会員が多いなか、大きな会場で発言が難いように思われるので、総会には会員のみで、小会場で今後行われてみては、と感じました。

 

 

 

 

 

Ⅱ 小水力発電政策シンポジュウム
1. 日時 令和元年7月20日 13時30分~17時
2. 出席者  約100名(会員・非会員)
3. 司会者  服部乃利子理事
4. 開会挨拶
会長愛知和夫氏欠席のため、前田典秀理事が挨拶文代読

 

 

 

 

 

5. 講義内容(配布資料にのっとり)

(1)議題   日本文明とエネルギー(水力発電の底力)
講師   竹村公太郎(日本水フォーラム代表理事)

講義概要  世界のエネルギー自給率日本は33位で6%に過ぎない。日本は水力発電には恵まれているが、大規模発電はできない。小水力発電は可能であるが、電力量は微々たるもので再生可能エネルギーの位置付けが低いことが発展を鈍らせている。日本列島をエネルギー列島に分散と多様性化し、過去に北海道の停電のような集中化は避ける。竹村講師の「水力発電が日本を救う」の本の内容と乖離があり、配布資料からも小水力のあり方について少し、理解できにくかったように思いました。


(2)議題  地域のための小水力開発・現在~コミュニティパワーの活用
講師    清水満(泉北水力発電株式会社)

講義概要  秋田県における既設再エネ事業、仙北市の未開発水力、水力発電の義務と責任、地域のための小水力開発とは、地域貢献型水力開発を実現するためのポイント、秋田県及び仙北市の現状と課題、仙北水力発電開発の現状について配布資料にもとづき詳しく説明がありました。小水力発電は、太陽光発電や風力発電から見ると、少量の電気しか望めない。地域貢献型水力開発は、地域の関係者がプロジェクトの大半を所有する。プロジェクトの意思決定はコミュティに基礎をおく組織によって行う。社会的・経済的便益の多数は地域に分配する。この三原則が小水力の実現のカギであるとの力強い講義がありその意気込みに感服しました。このような事業家が各県に誕生すれば、中山間地域の町おこしに小水力が貢献できると確信しました。

 

 

 

 

 

(3)議題      エネルギーの民主化とデジタルグリッドの未来

講師      服部力也(デジタルグリッド代表取締役会長)
講義概要    金融のデジタル化によるビッグバンが起こっているが、電力はアナログの世界になっているので近い将来デジタル化にしていきたい。再生可能エネルギーの時代に入って来たので、系統不安定をなくし系統強靭化を図らなければならない。小水力発電は地産地消による地域の再生ができ唯一の電源である。資料も分かりやすく勉強になりました。

シンポジュウム終了後,新橋の中華料理店で24人が出席して懇親会が開催されました。
地方協議会の運営や財務、小水力地点の選定の難しさ、など苦労話に花が咲き有意義な一時を過ごすことができました。  (関西協議会監事:奥村 一)

第8回総会(2019/6/8)を開催しました

6月8日(土)の午後、京都市内の京染会館において第8回の通常総会を開催しました。

会員の皆様や一般参加の方も含めて、会場の席が足りなくなるくらいの状態でした。たくさんのご参加、ありがとうございました。

議案については無事、ご承認いただき本格的に今年の計画に入ることができました。総会の議事内容については、議事録署名の手続きが完了した後にHPにアップする予定ですので、そちらをご覧ください。

ここから総会の様子の写真です。

会場入り口、席が足らずに後ろまで増やしました
議事説明の様子、受付会費担当の澤田副会長、お手間かけました
監事の奥村さんより監査報告

 

 

 

 

 

竹尾理事より2019年度の方針説明

 

 

 

 

 

 

当日の後半は「小水力現場からの声」として、下記のような話題提供、報告がありました。

〇「ただ今、建設中! 高知県三原村芳井堰~住民主体の小水力発電はどうあるべきか?」

話題提供:増井三郎さん(NPO法人いきいきみはら会理事長、芳井堰PJ事業主体)

写真左が増井さん、右が平井さん

 

 

 

 

 

 

〇「大事にしたい、100W発電~5.5リットル/10mの挑戦」

話題提供:平井政志さん(合同会社クールアイランド、関西協議会会員)

平井さんのターゴ水車システムの説明

 

 

 

質疑応答に答えていただいたお二人

 

〇「下北山村営小又川発電所更新事業について」

話題提供:伊東真吾さん(㈱コープエナジーなら、協議会運営委員)

伊東真吾さん

 

 

 

 

 

 

この小又川更新事業については、下記のように、プロジェクトアセット出資者の募集をしています。

「下北山村 小又川水力発電所更新プロジェクト」特集ページ」

https://www.en-try.jp/feature/coop-energy-nara/

都会に住む人達が小水力発電に直接関わることはなかなか出来にくいですが、こうしたカタチで小水力の実現に応援できる事もあります。

〇「”水循環基本法”施行満5年を前に、何が問題なのか?論点整理」

話題提供:宮本博司さん(協議会運営委員)

宮本博司さん

 

 

 

 

 

(リニア計画のための法律)ではないかとの指摘もあるようです

法律は、出来て良かったよかった、ではなく成立した後、どのように運用、活用させているかの検証作業をしていかないと、今回の宮本さんの報告のように「機能しない”水循環基本法”となっているのは本当に残念です。

政府機関に対して、失望、憤り、残念感はたくさんありますが、昨今の異常気象や森林保全の衰退も考えると、小水力に関与する立場からだけでなく、これからも”水”をとりまく環境に無関心ではいられない、と感じました。

発電だけが水利用ではなく、地球上の生き物すべてに関係する”水”を、どれくらい将来おの世代に清いままで渡せていけるのか、私達大人の責任と課題です。

後半はかなり詰め込み過ぎの感はありましたが、高知のお二人から「小水力発電はとにかくねばり強く、確信をもって進めるべし」との力強い言葉をいただきました。

吉井堰が計画されてより早や8年。その間、いくたの困難を乗り越えて今年の年末までには稼働スタートの予定です。

今年の「小水力を尋ねるツアー」で、三原村に行けないか検討したのですが、京都からバスで、やはりどうしても2泊3日でないと往復できない距離にあるうくらい、高知県の西部にあるのが吉井堰プロジェクトです。会場からも「今日の話を聞いて、ぜひ、現地に行ってみたくなった」と発言してくれる人もいました。

今年の国内小水力ツアーは、9/28-29、四国方面で計画中です。実施内容が決まりましたらまた、またご案内します。

6/8総会を終えて、関西広域小水力利用推進協議会の今年の活動を今、企画しておりますので、今後ともどうかご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

文責:事務局里中

 

 

6月8日(土)午後、第8回総会を開催します

来る6/8(土)に通常総会と小水力発電に関する話題をご披露する会を催します。

どなたでも参加できますので、ぜひ、ご参集ください。

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<総会と小水力現場からの声>

~高知から110kWと100Wの話題

~奈良県下北山村更新事業

~“水循環基本法”の問題点 他

○2019年 6月 8日(土)午後1時半~5時

○場所:京都市中京区 四条通り西洞院西北角

京染会館(フレスコの西隣)  6階  会議室 http://www.kyozomekai.or.jp/access/

○参加費無料(総会だけ会員対象、一般の方は傍聴)

◆13:30~ 開会 第8回通常総会

◆14:40~16:10

○「ただ今、建設中! 高知県三原村芳井堰

~住民主体の小水力発電はどうあるべきか?」

話題提供:NPO法人いきいきみはら会 増井三郎さん

○「大事にしたい、100W発電~5.5リットル/10mの挑戦」

話題提供:平井政志さん(合同会社クールアイランド、関西協議会会員)

(休憩)

◆16:20~16:50

○「下北山村営小又川発電所更新事業について」

話題提供:伊東真吾さん(㈱コープエナジーなら、協議会運営委員)

○「“水循環基本法”施行満5年を前に、何が問題なのか?論点整理」

話題提供:宮本博司さん(協議会運営委員)

2019年京都総会、チラシ